注目馬主
2025/09/16
2006年のシンガポール航空国際Cを勝っていますね
有限会社ビッグレッドファーム
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
コスモキュランダ(オールカマー)
ハニーコム(ムーンライトHC)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、ゴールドシップやウインブライトといった種牡馬を繫養していますし、一昨年の中山大障害を勝ったマイネルグロンや、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンなどが、ここの代表的な生産馬ですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
その後は数字が伸び悩んでいて、2022年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたけど、一昨年は、36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、2022年を上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
それに、去年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、36勝を上げましたし、稼いだ賞金が「9億1416万円」と、一昨年を大きく上回っています。
ただ、今年は、先週までに26勝を上げていますけど、七夕賞を勝ったコスモフリーゲン以外の馬があまり活躍できていないこともあって、稼いだ賞金が「5億2585万円」と、去年の同じ時期(9月16日【日】まで)の「7億7287万円」を大きく下回っていますから、今は牧場の関係者全員が、「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」に参加することが多くて、今年は、
■5月20日(火)の「HBAトレーニングセール」
1頭を550万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を7480万円で落札
■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を2310万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
7頭を6853万円で落札
と、計10頭を1億7193万円で落札しています(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は牧場の関係者全員が、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにコスモキュランダ、1着賞金が1840万円(同1472万円)のムーンライトHCにハニーコムを登録していますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際にどんな思惑が込められているのか、最後まで目が離せませんね。
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
コスモキュランダ(オールカマー)
ハニーコム(ムーンライトHC)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、ゴールドシップやウインブライトといった種牡馬を繫養していますし、一昨年の中山大障害を勝ったマイネルグロンや、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンなどが、ここの代表的な生産馬ですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
その後は数字が伸び悩んでいて、2022年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたけど、一昨年は、36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、2022年を上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
それに、去年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、36勝を上げましたし、稼いだ賞金が「9億1416万円」と、一昨年を大きく上回っています。
ただ、今年は、先週までに26勝を上げていますけど、七夕賞を勝ったコスモフリーゲン以外の馬があまり活躍できていないこともあって、稼いだ賞金が「5億2585万円」と、去年の同じ時期(9月16日【日】まで)の「7億7287万円」を大きく下回っていますから、今は牧場の関係者全員が、「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」に参加することが多くて、今年は、
■5月20日(火)の「HBAトレーニングセール」
1頭を550万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を7480万円で落札
■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を2310万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
7頭を6853万円で落札
と、計10頭を1億7193万円で落札しています(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は牧場の関係者全員が、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにコスモキュランダ、1着賞金が1840万円(同1472万円)のムーンライトHCにハニーコムを登録していますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際にどんな思惑が込められているのか、最後まで目が離せませんね。
2025/09/16
「東日本大震災」が発生した際に1000万円を寄付していましたの
石川達絵氏
本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ショウヘイ(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主H
石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわ。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますの。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していましたし、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始して、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、2022年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させていますわね。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信をしていましたし、昨年の7月29日(月)には、「WIN!競馬」と地方競馬公式サービス・「SPAT4」の馬券投票連携サービスをスタートさせましたの。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れていて、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けていますわ。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れていますので、その代表取締役社長を務めている石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせていて、2016年までは、特筆すべき実績を残していなかったものの、2017年は、キセキを出走させた菊花賞で「初の重賞制覇」を飾るなど、12勝を上げ、「2億9094万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、ソウルラッシュを出走させたマイルCSで「二度目のGI制覇」を飾るなど、15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億5895万円」の賞金を獲得していますの。
そして、今年も好調が続いていて、海外では、ソウルラッシュを出走させたドバイターフ(G1)を制し、290万ドル(約4億5000万円)の賞金を獲得していますし、JRAでは、ショウヘイを出走させた京都新聞杯を制するなど、先週までに9勝を上げて、その他にも、ショウヘイがダービーで、ソウルラッシュが安田記念で、それぞれ3着に入線したことなどから、獲得賞金が「3億6877万円」と、昨年の同時期(9月16日【月】まで)の「3億0347万円」を上回っていますから、現在の石川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を6820万円で落札
■7月21日(火)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を3850万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を1397万円で落札
と、計5頭を総額1億2067万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の石川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にショウヘイを登録していますから、私が石川オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ショウヘイ(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主H
石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわ。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますの。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していましたし、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始して、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、2022年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させていますわね。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信をしていましたし、昨年の7月29日(月)には、「WIN!競馬」と地方競馬公式サービス・「SPAT4」の馬券投票連携サービスをスタートさせましたの。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れていて、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けていますわ。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れていますので、その代表取締役社長を務めている石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせていて、2016年までは、特筆すべき実績を残していなかったものの、2017年は、キセキを出走させた菊花賞で「初の重賞制覇」を飾るなど、12勝を上げ、「2億9094万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、ソウルラッシュを出走させたマイルCSで「二度目のGI制覇」を飾るなど、15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億5895万円」の賞金を獲得していますの。
そして、今年も好調が続いていて、海外では、ソウルラッシュを出走させたドバイターフ(G1)を制し、290万ドル(約4億5000万円)の賞金を獲得していますし、JRAでは、ショウヘイを出走させた京都新聞杯を制するなど、先週までに9勝を上げて、その他にも、ショウヘイがダービーで、ソウルラッシュが安田記念で、それぞれ3着に入線したことなどから、獲得賞金が「3億6877万円」と、昨年の同時期(9月16日【月】まで)の「3億0347万円」を上回っていますから、現在の石川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を6820万円で落札
■7月21日(火)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を3850万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を1397万円で落札
と、計5頭を総額1億2067万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の石川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にショウヘイを登録していますから、私が石川オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
2025/09/16
全部で82頭の「2025年度募集馬」を発表していますけど…
社台グループオーナーズ
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ドゥラドーレス(オールカマー)
ホーエリート(オールカマー)
プルートマスター(大阪スポーツ杯)
シャンデルナゴル(ムーンライトHC)
マイオウンウェイ(カンナS)
ミスバレンシア(カンナS)
アスティスプマンテ(北摂特別)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、「2025年度募集馬」(現1歳世代)について、5月12日(月)に、全部で82頭の「販売馬リスト」(地方入厩馬を除く)を発表していて、これらの内、もう満口になっている72頭を除く残りの10頭は、まだ出資の申し込みを受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えて、残りの10頭を早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにドゥラドーレスとホーエリート、1着賞金が1840万円(同1472万円)の大阪スポーツ杯にプルートマスターなど、7頭を特別レースに登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ドゥラドーレス(オールカマー)
ホーエリート(オールカマー)
プルートマスター(大阪スポーツ杯)
シャンデルナゴル(ムーンライトHC)
マイオウンウェイ(カンナS)
ミスバレンシア(カンナS)
アスティスプマンテ(北摂特別)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、「2025年度募集馬」(現1歳世代)について、5月12日(月)に、全部で82頭の「販売馬リスト」(地方入厩馬を除く)を発表していて、これらの内、もう満口になっている72頭を除く残りの10頭は、まだ出資の申し込みを受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えて、残りの10頭を早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにドゥラドーレスとホーエリート、1着賞金が1840万円(同1472万円)の大阪スポーツ杯にプルートマスターなど、7頭を特別レースに登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
2025/09/16
インターネット広告の国内シェアが4割以上となっております
藤田晋(すすむ)氏
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
エリキング(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8029億円」を記録した「2024年9月期」の売上高の内、広告事業が「4363億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2024年9月期」の売上高が「1959億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1708億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、関連会社の一つである「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、先述した通り、「ウマ娘」は関連会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。
そして昨年は、海外で、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、獲得賞金が「8億4263万円」と、一昨年を大きく上回っております。
だだ、今年は、海外で、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)を制し、この2レースで1120万ドル(約17億5000万円)の賞金を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに13勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3億8722万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在の藤田オーナーは、「JRAでも多くの賞金を稼ぎたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月14日(月)と15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、13頭の落札に総額24億2000万円(税込)を投じております。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にエリキングを登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、同馬を預けている中内田先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
エリキング(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8029億円」を記録した「2024年9月期」の売上高の内、広告事業が「4363億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2024年9月期」の売上高が「1959億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1708億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、関連会社の一つである「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、先述した通り、「ウマ娘」は関連会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。
そして昨年は、海外で、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、獲得賞金が「8億4263万円」と、一昨年を大きく上回っております。
だだ、今年は、海外で、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)を制し、この2レースで1120万ドル(約17億5000万円)の賞金を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに13勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3億8722万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在の藤田オーナーは、「JRAでも多くの賞金を稼ぎたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月14日(月)と15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、13頭の落札に総額24億2000万円(税込)を投じております。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にエリキングを登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、同馬を預けている中内田先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。