下のグラフは、栗東・矢作芳人厩舎が昨年に記録した成績を月別に示したものであり、この内容から、昨年の９月は、前後の月と比較して、成績が伸び悩んでいたことが明確に読み取れる。

当然、現在は厩舎に所属する全ての者が、

「昨年と同じ失敗を繰り返したくない」

という思惑を抱いている筈であり、今週の特別レースに登録している、

ジェルブロア（ローズＳ）
ホウオウプロサンゲ（チャレンジＣ）
グラヴィス（アニバーサリーＳ）
オンザムーブ（ディープインパクトＣ・鋸山特別・鳥取特別・モーリスＣ）
フィドルファドル（新涼特別）
ミストレス（モーリスＣ・御宿特別）
アスクデッドヒート（生田特別）

の７頭に関しては、

「人気の有無にかかわらず、厩舎の思惑を背負って激走する可能性が十分にある」

と認識しておくべきだろう。