注目馬主
2025/09/01
東京都の江東区を中心に物流倉庫やオフィスビルを…
阿部雅英氏
本業: 株式会社アベキャピタル 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ヒシアムルーズ(札幌2歳S)
担当者:馬主情報部 馬主T
阿部雅英オーナーの本業は、東京都江東区木場に本社を構え、不動産の賃貸や管理などを行っている、「株式会社アベキャピタル」の代表取締役社長です。
同社の起源は、雅英オーナーの祖父にあたる雅信氏が1932年に創業した「阿部製材所」でして、雅英オーナーのお父様、雅一郎氏が社長を務めていた1986年に「有明物流センター」を竣工し、同年、それまでの木材事業に加えて、不動産賃貸事業を開始しておりました。
そして1997年には、社名を現在の「株式会社アベキャピタル」に変更し、2004年からは不動産事業に特化しており、現在は、本社がある江東区を中心に、物流倉庫、オフィスビル、マンションなどを所有しております。
なお、3代目の社長である雅英オーナーは、馬主としても3代目であり、祖父の雅信オーナーは、
1959年の安田記念などを制した初代ヒシマサル
1966年の安田記念などを制したヒシマサヒデ
などを所有しており、お父様の雅一郎オーナーは、
1992年のきさらぎ賞などを制した2代目ヒシマサル
1994年のエリザベス女王杯などを制したヒシアマゾン
1995年のスプリンターズSなどを制したヒシアケボノ
2003年の天皇賞・春などを制したヒシミラクル
といった重賞勝ち馬を所有しておりました。
2003年頃にJRAの個人馬主となった雅英オーナーは、一度に所有する頭数が少ないこともあり、初めの内は、目立った成績を残していなかったものの、2019年は、過去最多の8勝を上げ、獲得賞金は「1億0338万円」と、初めて1億円の大台に乗せておりました。
そして、2021年には、ヒシイグアスが中山金杯と中山記念を制したことなどから、キャリアハイとなる「1億6919万円」の賞金を獲得しておりましたが、その後の3年間は、
2022年→2勝・獲得賞金1億5140万円
2023年→2勝・獲得賞金9687万円
2024年→2勝・獲得賞金2210万円
と記せば分かるとおり、成績が伸び悩んでおります。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに2勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2411万円」と、2021年のペースを大きく下回っておりますので、現在の雅英オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、雅英オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭の落札に総額6億2700万円(税込)を投じております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の札幌2歳Sにヒシアムルーズを登録しておりますので、私が雅英オーナーであれば、同馬を預けている堀先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。
本業: 株式会社アベキャピタル 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ヒシアムルーズ(札幌2歳S)
担当者:馬主情報部 馬主T
阿部雅英オーナーの本業は、東京都江東区木場に本社を構え、不動産の賃貸や管理などを行っている、「株式会社アベキャピタル」の代表取締役社長です。
同社の起源は、雅英オーナーの祖父にあたる雅信氏が1932年に創業した「阿部製材所」でして、雅英オーナーのお父様、雅一郎氏が社長を務めていた1986年に「有明物流センター」を竣工し、同年、それまでの木材事業に加えて、不動産賃貸事業を開始しておりました。
そして1997年には、社名を現在の「株式会社アベキャピタル」に変更し、2004年からは不動産事業に特化しており、現在は、本社がある江東区を中心に、物流倉庫、オフィスビル、マンションなどを所有しております。
なお、3代目の社長である雅英オーナーは、馬主としても3代目であり、祖父の雅信オーナーは、
1959年の安田記念などを制した初代ヒシマサル
1966年の安田記念などを制したヒシマサヒデ
などを所有しており、お父様の雅一郎オーナーは、
1992年のきさらぎ賞などを制した2代目ヒシマサル
1994年のエリザベス女王杯などを制したヒシアマゾン
1995年のスプリンターズSなどを制したヒシアケボノ
2003年の天皇賞・春などを制したヒシミラクル
といった重賞勝ち馬を所有しておりました。
2003年頃にJRAの個人馬主となった雅英オーナーは、一度に所有する頭数が少ないこともあり、初めの内は、目立った成績を残していなかったものの、2019年は、過去最多の8勝を上げ、獲得賞金は「1億0338万円」と、初めて1億円の大台に乗せておりました。
そして、2021年には、ヒシイグアスが中山金杯と中山記念を制したことなどから、キャリアハイとなる「1億6919万円」の賞金を獲得しておりましたが、その後の3年間は、
2022年→2勝・獲得賞金1億5140万円
2023年→2勝・獲得賞金9687万円
2024年→2勝・獲得賞金2210万円
と記せば分かるとおり、成績が伸び悩んでおります。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに2勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2411万円」と、2021年のペースを大きく下回っておりますので、現在の雅英オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、雅英オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭の落札に総額6億2700万円(税込)を投じております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の札幌2歳Sにヒシアムルーズを登録しておりますので、私が雅英オーナーであれば、同馬を預けている堀先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。
2025/09/01
「2025年3月期の売上高」は407億3600万円でした
金子真人(まこと)氏
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ママコチャ(セントウルS)
ラブリージャブリー(紫苑S・白井特別)
テイデ(HTB賞)
担当者:馬主情報部 馬主M
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
そして現在の「株式会社図研」は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向けの航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されるなど、「順調そのもの」と言える状況であり、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2025年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:407億3600万円
経常利益:59億3600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
2021年の桜花賞などGIを3勝したソダシ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
更に、その後の8年間も、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
2022年→47勝・獲得賞金16億3038万円
2023年→37勝・獲得賞金12億6601万円
と記せば分かる通り、「10億円超え」を継続しておりましたが、昨年は、重賞を3勝したものの、GIを勝てなかったことや、全体で26勝しか上げられなかったことなどが響き、獲得賞金は「8億0103万円」と、一昨年までを大きく下回ってしまいました。
それ故、今年を迎えるにあたり、金子オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、ヨーホーレイクで京都記念、ママコチャでオーシャンS、カムニャックでフローラSとオークスを制するなど、先週までに31勝を上げ、獲得賞金が「10億0971万円」と、既に昨年を上回っております。
当然、現在の金子オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月14日(月)~15日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計8頭の落札に総額14億6960万円(税込)を投じております。
当然、現在の金子オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のセントウルSにママコチャ、1着賞金が5200万円(同4160万円)の紫苑Sにラブリージャブリー(白井特別にも登録)など、特別レースに3頭を登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は見ております。
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ママコチャ(セントウルS)
ラブリージャブリー(紫苑S・白井特別)
テイデ(HTB賞)
担当者:馬主情報部 馬主M
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
そして現在の「株式会社図研」は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向けの航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されるなど、「順調そのもの」と言える状況であり、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2025年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:407億3600万円
経常利益:59億3600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
2021年の桜花賞などGIを3勝したソダシ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
更に、その後の8年間も、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
2022年→47勝・獲得賞金16億3038万円
2023年→37勝・獲得賞金12億6601万円
と記せば分かる通り、「10億円超え」を継続しておりましたが、昨年は、重賞を3勝したものの、GIを勝てなかったことや、全体で26勝しか上げられなかったことなどが響き、獲得賞金は「8億0103万円」と、一昨年までを大きく下回ってしまいました。
それ故、今年を迎えるにあたり、金子オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、ヨーホーレイクで京都記念、ママコチャでオーシャンS、カムニャックでフローラSとオークスを制するなど、先週までに31勝を上げ、獲得賞金が「10億0971万円」と、既に昨年を上回っております。
当然、現在の金子オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月14日(月)~15日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計8頭の落札に総額14億6960万円(税込)を投じております。
当然、現在の金子オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のセントウルSにママコチャ、1着賞金が5200万円(同4160万円)の紫苑Sにラブリージャブリー(白井特別にも登録)など、特別レースに3頭を登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は見ております。
2025/09/01
「大魔神」が代名詞となっております
佐々木主浩(かづひろ)氏
本業: 野球解説者
今週の主な登録馬:
シヴァース(京成杯AH)
担当者:馬主情報部 馬主N
佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、誰でもよく知っているようなことですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。
佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、
「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏
「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー氏
プロゴルファーの青木功氏
演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏
など、総勢800名近くが出席しておりました。
そして、現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めております。
なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナー(故人)から、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。
JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を12勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで「初の海外G1勝ち」を飾っております。
2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、翌年以降は、
2018年→2勝・獲得賞金2億5822万円
2019年→3勝・獲得賞金5303万円
2020年→4勝・獲得賞金1億5377万円
2021年→2勝・獲得賞金2359万円
2022年→3勝・獲得賞金6047万円
2023年→4勝・獲得賞金1億5235万円
2024年→6勝・獲得賞金7708万円
という形で成績が伸び悩んでおり、今年も状況が好転した訳ではなく、先週までが「4勝・獲得賞金7526万円」という成績に留まっております。
当然、現在の佐々木オーナーは、「早急に、巻き返しを図りたい」と強く願っているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の京成杯AHにシヴァースを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 野球解説者
今週の主な登録馬:
シヴァース(京成杯AH)
担当者:馬主情報部 馬主N
佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、誰でもよく知っているようなことですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。
佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、
「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏
「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー氏
プロゴルファーの青木功氏
演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏
など、総勢800名近くが出席しておりました。
そして、現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めております。
なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナー(故人)から、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。
JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を12勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで「初の海外G1勝ち」を飾っております。
2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、翌年以降は、
2018年→2勝・獲得賞金2億5822万円
2019年→3勝・獲得賞金5303万円
2020年→4勝・獲得賞金1億5377万円
2021年→2勝・獲得賞金2359万円
2022年→3勝・獲得賞金6047万円
2023年→4勝・獲得賞金1億5235万円
2024年→6勝・獲得賞金7708万円
という形で成績が伸び悩んでおり、今年も状況が好転した訳ではなく、先週までが「4勝・獲得賞金7526万円」という成績に留まっております。
当然、現在の佐々木オーナーは、「早急に、巻き返しを図りたい」と強く願っているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の京成杯AHにシヴァースを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/09/01
「ポニーキャニオン」などが主な取引先です
国本哲秀氏
本業: 株式会社シナテック 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ショウナンザナドゥ(セントウルS)
ショウナンガルフ(札幌2歳S)
ショウナンラスボス(セプテンバーS)
ショウナンバルドル(HTB賞)
担当者:馬主情報部 馬主S
国本哲秀オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近は、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、
2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプ
2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントル
2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ
などが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
それから一昨年までの8年間は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたが、昨年は、20勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが青葉賞で2着、菊花賞で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「4億9434万円」と、前年までを上回り、巻き返しに成功しております。
そして、今年も好調が続いており、ショウナンザナドゥでフィリーズレビューを制するなど、先週までに10勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが天皇賞・春で3着、宝塚記念で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「3億9568万円」と、昨年の同時期(9月1日【日】まで)の「2億9194万円」を大きく上回っておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
4頭を7億8100万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
1頭を2420万円で落札
と、5頭の落札に総額8億0520万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の国本オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう
そういった中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のセントウルSにショウナンザナドゥ、1着賞金が3100万円(同2480万円)の札幌2歳Sにショウナンガルフなど、4頭を特別レースに登録しておりますので、私が国本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
本業: 株式会社シナテック 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ショウナンザナドゥ(セントウルS)
ショウナンガルフ(札幌2歳S)
ショウナンラスボス(セプテンバーS)
ショウナンバルドル(HTB賞)
担当者:馬主情報部 馬主S
国本哲秀オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近は、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、
2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプ
2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントル
2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ
などが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
それから一昨年までの8年間は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたが、昨年は、20勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが青葉賞で2着、菊花賞で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「4億9434万円」と、前年までを上回り、巻き返しに成功しております。
そして、今年も好調が続いており、ショウナンザナドゥでフィリーズレビューを制するなど、先週までに10勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが天皇賞・春で3着、宝塚記念で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「3億9568万円」と、昨年の同時期(9月1日【日】まで)の「2億9194万円」を大きく上回っておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
4頭を7億8100万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
1頭を2420万円で落札
と、5頭の落札に総額8億0520万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の国本オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう
そういった中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のセントウルSにショウナンザナドゥ、1着賞金が3100万円(同2480万円)の札幌2歳Sにショウナンガルフなど、4頭を特別レースに登録しておりますので、私が国本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。