注目調教師
2026/05/18
岐阜県にある実家は本屋なんですわ
寺島良調教師(栗東)
主な管理馬:
キングズソード(2024年帝王賞など)
セラフィックコール(2023年みやこSなど)
ディバインフォース(2021年ステイヤーズS)
キングズガード(2017年プロキオンS)
今週の主な登録馬:
ジュウリョクピエロ(オークス)
ロザーンジュ(オークス・カーネーションC)
ストレングス(欅S)
ハギノコラソン(尖閣湾特別・二王子特別)
担当者:調教師情報部 元調教師H
寺島良君は、岐阜県本巣郡北方町の出身で、実家は「寺島書店」っちゅう本屋なんですわ。
「寺島書店」は、国道157号沿いの北方郵便局の南にある商店街にあって、白地に赤文字で「本」って書いてある看板が目印になっとる3階建ての建物なんや。
ちなみに、今年の3月に定年で調教師を引退して、今は小島茂之厩舎で厩務員をやっとる国枝栄君も、同じ北方町の出身なんですわ。
寺島君が競馬に興味を持ち始めたんは、JRAの馬やったらフジキセキとかが、地元・笠松の馬やったらライデンリーダーとかが走っとった中学生の頃で、中学を出てから入った県立の岐阜北高校では、中日ドラゴンズのファンやったこともあって、野球部に入ってサードを任されとったんやけど、体が小さかったことから、「このまま野球を続けていてもプロにはなれない。それだったら、馬術部のある北海道大学に入って競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。
実際、めでたく北海道大学に受かってからは、調教師を目指すようになったんや。
大学におった頃の寺島君は、馬術部の主将を任されとって、そん時の副将は、大学の同期で、今は美浦で厩舎を構えとる武井亮君なんですわ。
そうそう、この頃には、大学のすぐ近くにある札幌競馬場で放馬止めのアルバイトをしとったそうやな。
その後、寺島君は、「ノーザンファーム空港」で働いて馬のことを勉強して、2005年に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年の4月から大久保龍志厩舎の厩務員をやって、その後は、調教助手をやっとりました。
それからは、2007年の菊花賞を勝ったアサクサキングスとか、2013年の京都金杯と富士Sを勝ったダノンシャークとかを担当しとって、結局、大久保厩舎に7年半くらいおったんや。
その後は、2013年の7月に松田国英厩舎に移って、ここでは、ハギノハイブリッドとかを担当しとりましたな。
寺島君は、松田厩舎に移った頃から、調教師の試験を受け始めとって、3度目の挑戦やった2015年に合格して、その後は、技術調教師として松田厩舎で色んなことを勉強して、2016年の9月に、田中章博厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、馬を使い出したんが9月24日(土)からと遅かったし、レースに使った数も全部で48戦と少なかったんで、「3勝・獲得賞金5951万円」っちゅう成績やったけど、それから2021年までは、
2017年→12勝・獲得賞金2億7185万円
2018年→27勝・獲得賞金4億3262万円
2019年→35勝・獲得賞金5億7552万円
2020年→32勝・獲得賞金5億7974万円
2021年→34勝・獲得賞金6億7276万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
2022年は、重賞を勝てずに終わってしもうたことなどが響いて、獲得賞金が「4億5234万円」と、前の年を下回ったんやけど、2023年は、キングズソードで地方交流G1のJBCクラシックを勝っとるし、JRAでは、セラフィックコールでみやこSを勝つなど、31勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2762万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
ただ、一昨年と去年は、
2024年→28勝・獲得賞金4億8606万円
2025年→25勝・獲得賞金4億8658万円
と、2023年の成績を下回っとったから、今年を迎えるにあたって、寺島君は巻き返しに燃えとったんやろ。
実際、今年は、シホノスペランツァで京都ハイジャンプを勝つなど、先週までに19勝を上げて、稼いだ賞金が「3億3951万円」と、もう去年の8割近くになっとるんで、今の寺島君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のオークスにジュウリョクピエロとロザーンジュ(カーネーションCにも登録)、1着賞金が2200万円の欅Sにストレングスなど、特別レースに4頭を登録しとるんで、ワシが彼やったら、どの馬もメイチに仕上げますわ。
それに寺島君は、さっき書いた通り、地方交流のG1は勝っとるんやけど、まだJRAのGIを勝てとらんので、オークスの2頭には、「ここで初めてのGI勝ちを」っちゅう思いも込められとるんやろ。
主な管理馬:
キングズソード(2024年帝王賞など)
セラフィックコール(2023年みやこSなど)
ディバインフォース(2021年ステイヤーズS)
キングズガード(2017年プロキオンS)
今週の主な登録馬:
ジュウリョクピエロ(オークス)
ロザーンジュ(オークス・カーネーションC)
ストレングス(欅S)
ハギノコラソン(尖閣湾特別・二王子特別)
担当者:調教師情報部 元調教師H
寺島良君は、岐阜県本巣郡北方町の出身で、実家は「寺島書店」っちゅう本屋なんですわ。
「寺島書店」は、国道157号沿いの北方郵便局の南にある商店街にあって、白地に赤文字で「本」って書いてある看板が目印になっとる3階建ての建物なんや。
ちなみに、今年の3月に定年で調教師を引退して、今は小島茂之厩舎で厩務員をやっとる国枝栄君も、同じ北方町の出身なんですわ。
寺島君が競馬に興味を持ち始めたんは、JRAの馬やったらフジキセキとかが、地元・笠松の馬やったらライデンリーダーとかが走っとった中学生の頃で、中学を出てから入った県立の岐阜北高校では、中日ドラゴンズのファンやったこともあって、野球部に入ってサードを任されとったんやけど、体が小さかったことから、「このまま野球を続けていてもプロにはなれない。それだったら、馬術部のある北海道大学に入って競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。
実際、めでたく北海道大学に受かってからは、調教師を目指すようになったんや。
大学におった頃の寺島君は、馬術部の主将を任されとって、そん時の副将は、大学の同期で、今は美浦で厩舎を構えとる武井亮君なんですわ。
そうそう、この頃には、大学のすぐ近くにある札幌競馬場で放馬止めのアルバイトをしとったそうやな。
その後、寺島君は、「ノーザンファーム空港」で働いて馬のことを勉強して、2005年に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年の4月から大久保龍志厩舎の厩務員をやって、その後は、調教助手をやっとりました。
それからは、2007年の菊花賞を勝ったアサクサキングスとか、2013年の京都金杯と富士Sを勝ったダノンシャークとかを担当しとって、結局、大久保厩舎に7年半くらいおったんや。
その後は、2013年の7月に松田国英厩舎に移って、ここでは、ハギノハイブリッドとかを担当しとりましたな。
寺島君は、松田厩舎に移った頃から、調教師の試験を受け始めとって、3度目の挑戦やった2015年に合格して、その後は、技術調教師として松田厩舎で色んなことを勉強して、2016年の9月に、田中章博厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、馬を使い出したんが9月24日(土)からと遅かったし、レースに使った数も全部で48戦と少なかったんで、「3勝・獲得賞金5951万円」っちゅう成績やったけど、それから2021年までは、
2017年→12勝・獲得賞金2億7185万円
2018年→27勝・獲得賞金4億3262万円
2019年→35勝・獲得賞金5億7552万円
2020年→32勝・獲得賞金5億7974万円
2021年→34勝・獲得賞金6億7276万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
2022年は、重賞を勝てずに終わってしもうたことなどが響いて、獲得賞金が「4億5234万円」と、前の年を下回ったんやけど、2023年は、キングズソードで地方交流G1のJBCクラシックを勝っとるし、JRAでは、セラフィックコールでみやこSを勝つなど、31勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2762万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
ただ、一昨年と去年は、
2024年→28勝・獲得賞金4億8606万円
2025年→25勝・獲得賞金4億8658万円
と、2023年の成績を下回っとったから、今年を迎えるにあたって、寺島君は巻き返しに燃えとったんやろ。
実際、今年は、シホノスペランツァで京都ハイジャンプを勝つなど、先週までに19勝を上げて、稼いだ賞金が「3億3951万円」と、もう去年の8割近くになっとるんで、今の寺島君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のオークスにジュウリョクピエロとロザーンジュ(カーネーションCにも登録)、1着賞金が2200万円の欅Sにストレングスなど、特別レースに4頭を登録しとるんで、ワシが彼やったら、どの馬もメイチに仕上げますわ。
それに寺島君は、さっき書いた通り、地方交流のG1は勝っとるんやけど、まだJRAのGIを勝てとらんので、オークスの2頭には、「ここで初めてのGI勝ちを」っちゅう思いも込められとるんやろ。
2026/05/18
早稲田大学の理工学部応用物理学科を卒業しているんですよ
池上昌和調教師(美浦)
主な管理馬:
シンティレーション(2025年小倉牝馬S)
ホウオウエミーズ(2023年福島記念)
今週の主な登録馬:
アクションプラン(平安S)
タイセイアディクト(丹沢S)
担当者:調教師情報部 元調教師N
池上昌和君のお父さんは、乗り役時代に、メジロアサマで天皇賞・秋を、トウショウボーイで皐月賞を勝つなど、引退した1988年までに、「重賞9勝を含む通算138勝」という実績を残していて、2018年の2月に調教師を引退した池上昌弘さんです。
ただ、昌弘さんのご両親が東京に住んでいて、昌和君はそちらで育てられていたことから、高校生になるくらいまで、お父さんが何の仕事をしているのか、詳しくは知らなかったそうです。
早稲田大学の理工学部応用物理学科に進んだ昌和君は、乗馬クラブに通っている時、馬を身近に感じるようになって、「競馬の世界に進みたい」と考え始めたそうで、大学を卒業した後はイギリスに行って、ケンブリッジの語学学校で英語を勉強しながら、隣町だったニューマーケットの厩舎で働いていたそうですね。
その後、アメリカにも行って、3年くらい海外で馬のことを勉強してから日本に戻って、2000年の10月に競馬学校の厩務員課程を出た後、お父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやっていました。
そして昌和君は、3回目の挑戦だった2014年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の3年間は、7勝、8勝、6勝と伸び悩んでいましたけど、4年目だった2018年に17勝を上げると、その後は、
2019年→22勝・獲得賞金3億5204万円
2020年→16勝・獲得賞金2億6428円
2021年→19勝・獲得賞金3億1552万円
2022年→18勝・獲得賞金3億2950万円
2023年→15勝・獲得賞金3億6660万円
2024年→18勝・獲得賞金3億7789万円
と書けば分かる通り、毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2023年は、ホウオウエミーズを使った福島記念で初めての重賞勝ちを飾っていましたし、一昨年は、稼いだ賞金が開業してから一番の数字だったんですよ。
ただ、去年は流れが悪くなっていて、14勝を上げましたけど、小倉牝馬Sを勝ったシンティレーション以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億9262万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに7勝を上げていますけど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「1億4137万円」と、去年の同じ時期(5月18日【日】まで)の「1億4780万円」を下回っています。
もちろん、今の昌和君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が4000万円の平安Sにアクションプラン、1着賞金が1870万円の丹沢Sにタイセイアディクトを登録していますので、どちらも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に昌和君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
主な管理馬:
シンティレーション(2025年小倉牝馬S)
ホウオウエミーズ(2023年福島記念)
今週の主な登録馬:
アクションプラン(平安S)
タイセイアディクト(丹沢S)
担当者:調教師情報部 元調教師N
池上昌和君のお父さんは、乗り役時代に、メジロアサマで天皇賞・秋を、トウショウボーイで皐月賞を勝つなど、引退した1988年までに、「重賞9勝を含む通算138勝」という実績を残していて、2018年の2月に調教師を引退した池上昌弘さんです。
ただ、昌弘さんのご両親が東京に住んでいて、昌和君はそちらで育てられていたことから、高校生になるくらいまで、お父さんが何の仕事をしているのか、詳しくは知らなかったそうです。
早稲田大学の理工学部応用物理学科に進んだ昌和君は、乗馬クラブに通っている時、馬を身近に感じるようになって、「競馬の世界に進みたい」と考え始めたそうで、大学を卒業した後はイギリスに行って、ケンブリッジの語学学校で英語を勉強しながら、隣町だったニューマーケットの厩舎で働いていたそうですね。
その後、アメリカにも行って、3年くらい海外で馬のことを勉強してから日本に戻って、2000年の10月に競馬学校の厩務員課程を出た後、お父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやっていました。
そして昌和君は、3回目の挑戦だった2014年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の3年間は、7勝、8勝、6勝と伸び悩んでいましたけど、4年目だった2018年に17勝を上げると、その後は、
2019年→22勝・獲得賞金3億5204万円
2020年→16勝・獲得賞金2億6428円
2021年→19勝・獲得賞金3億1552万円
2022年→18勝・獲得賞金3億2950万円
2023年→15勝・獲得賞金3億6660万円
2024年→18勝・獲得賞金3億7789万円
と書けば分かる通り、毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2023年は、ホウオウエミーズを使った福島記念で初めての重賞勝ちを飾っていましたし、一昨年は、稼いだ賞金が開業してから一番の数字だったんですよ。
ただ、去年は流れが悪くなっていて、14勝を上げましたけど、小倉牝馬Sを勝ったシンティレーション以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億9262万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに7勝を上げていますけど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「1億4137万円」と、去年の同じ時期(5月18日【日】まで)の「1億4780万円」を下回っています。
もちろん、今の昌和君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が4000万円の平安Sにアクションプラン、1着賞金が1870万円の丹沢Sにタイセイアディクトを登録していますので、どちらも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に昌和君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
2026/05/18
親父さんはナリタブライアンを管理しとりましたな
大久保龍志調教師(栗東)
主な管理馬:
ディープボンド(2022年阪神大賞典など)
チュウワウィザード(2020年チャンピオンズCなど)
ダノンシャーク(2014年マイルCSなど)
アサクサキングス(2007年菊花賞など)
今週の主な登録馬:
スマートプリエール(オークス)
スマートワイス(フリーウェイS)
ユハンヌス(フリーウェイ)
ギュルヴィ(丹沢S)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、2023年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう素晴らしい実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、2022年の3月に、池添学厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を30回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」の賞金を稼いどりました。
2008年から2019年までは、賞金が伸び悩んどったんやけど、2020年から2024年までは、JRAで稼いだ賞金が、
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
2022年→獲得賞金7億9089万円
2023年→獲得賞金7億1563万円
2024年→獲得賞金7億8218万円
と書けば分かる通り、高いレベルで安定しとったし、2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、2022年は、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝っとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって去年は、ダブルハートボンドでチャンピオンズCを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金は「8億2782万円」と、2007年の次にエエ数字やったし、今年もエエ流れが続いとって、地方では、アウトレンジで名古屋グランプリを勝って、「4000万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、スマートプリエールでフラワーCを勝つなど、先週までに16勝を上げて、稼いだ賞金は「3億4922万円」と、去年の同じ時期(5月18日【日】まで)の「2億1667万円」を大きく上回っとるんですわ。
せやから、今の龍志君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のオークスにスマートプリエールなど、4頭を特別レースに登録してきましたんで、ワシが龍志君やったら、どれもメイチに仕上げるやろうな。
主な管理馬:
ディープボンド(2022年阪神大賞典など)
チュウワウィザード(2020年チャンピオンズCなど)
ダノンシャーク(2014年マイルCSなど)
アサクサキングス(2007年菊花賞など)
今週の主な登録馬:
スマートプリエール(オークス)
スマートワイス(フリーウェイS)
ユハンヌス(フリーウェイ)
ギュルヴィ(丹沢S)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、2023年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう素晴らしい実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、2022年の3月に、池添学厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を30回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」の賞金を稼いどりました。
2008年から2019年までは、賞金が伸び悩んどったんやけど、2020年から2024年までは、JRAで稼いだ賞金が、
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
2022年→獲得賞金7億9089万円
2023年→獲得賞金7億1563万円
2024年→獲得賞金7億8218万円
と書けば分かる通り、高いレベルで安定しとったし、2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、2022年は、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝っとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって去年は、ダブルハートボンドでチャンピオンズCを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金は「8億2782万円」と、2007年の次にエエ数字やったし、今年もエエ流れが続いとって、地方では、アウトレンジで名古屋グランプリを勝って、「4000万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、スマートプリエールでフラワーCを勝つなど、先週までに16勝を上げて、稼いだ賞金は「3億4922万円」と、去年の同じ時期(5月18日【日】まで)の「2億1667万円」を大きく上回っとるんですわ。
せやから、今の龍志君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のオークスにスマートプリエールなど、4頭を特別レースに登録してきましたんで、ワシが龍志君やったら、どれもメイチに仕上げるやろうな。
2026/05/18
一橋大学を中退して牧場で働いていたんですよ
小手川準調教師(美浦)
主な管理馬:
ウィルソンテソーロ(2024年JBCクラシックなど)
今週の主な登録馬:
メリークリスマス(平安S)
ハニーローリエ(大日岳特別)
ナイトスラッガー(聖護院特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
東京都出身の小手川準(ひとし)君は、競馬とは縁のない環境で育ちましたけど、ミスターシービーが三冠を勝った1983年頃に競馬を見始めていて、その頃の彼は、GIをいくつも勝つような強い馬よりも、1985年のダービーと菊花賞で2着だったスダホークのような馬が好きだったそうです。
駒場東邦高校から一橋大学の社会学部に進んだ小手川君は、大学に通っている時、アルバイトで夕刊紙の競馬記者をやったことがきっかけで、「この世界で働きたい」と思うようになって、結局、大学を中退して、しばらく牧場で働いた後、27歳だった1998年の1月に、競馬学校の厩務員課程に入りました。
その年の7月に、諏訪富三厩舎の厩務員になった彼は、10月に浅野洋一郎厩舎に移って、ここで調教助手と調教厩務員をやって、2001年の1月に小桧山悟厩舎の調教厩務員になって、2011年の3月からここの調教助手をやっていたんですよ。
30代の間は持ち乗りの仕事に夢中だったそうですが、40歳を過ぎたくらいで、師匠の小桧山君から勧められたのがきっかけで、前から憧れていた調教師を目指すことにしたそうです。
そして2018年の12月、5回目の挑戦で調教師の試験に合格した小手川君は、技術調教師として、栗東の武幸四郎厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなどを教わって、2020年の3月に自分の厩舎を開業しました。
同じ2020年の3月に開業した同期には、新谷功一君と宮田敬介君と吉岡辰弥君の3人がいます。
ちなみに、厩舎を開業した時には、「ゼンノ」の冠名でお馴染みの大迫久美子オーナーや、「テソーロ」の冠名でお馴染みの了徳寺健二オーナーなど、多くの馬主さん達から、お祝いの胡蝶蘭が届いていましたよ。
開業した年の小手川君は、年末までに6勝を上げて、稼いだ賞金は「1億3676万円」と、1年目としてはまずまずの成績を残していましたし、2年目だった2021年は、「13勝・獲得賞金2億6586万円」と、一気に成績を伸ばしていました。
ただ、その後は、ウィルソンテソーロで一昨年のJBCクラシックを勝つなど、順調に実績を積み重ねているんですけど、JRAでは、
2022年→9勝・獲得賞金2億3659万円
2023年→8勝・獲得賞金2億1287万円
2024年→5勝・獲得賞金1億7351万円
2025年→9勝・獲得賞金1億8748万円
という形で、2021年の成績を下回っていましたから、今年を迎えるにあたって、小手川君は、巻き返しに燃えていたのでしょうね。
実際、今年は、先週までに8勝を上げて、稼いだ賞金が「1億1146万円」と、もう去年の6割くらいになっていますから、今の小手川君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の平安Sにメリークリスマス、1着賞金が1580万円の大日岳特別にハニーローリエなど、3頭を特別レースに登録していますので、「どれも勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せません。
それに、小手川君の厩舎は、さっき書いた通り、地方交流のG1は勝っていますけど、まだJRAの重賞を勝てていませんので、平安Sのメリークリスマスには、「この馬でJRAでは初めての重賞勝ちを」という思いも込められていると私は見ています。
主な管理馬:
ウィルソンテソーロ(2024年JBCクラシックなど)
今週の主な登録馬:
メリークリスマス(平安S)
ハニーローリエ(大日岳特別)
ナイトスラッガー(聖護院特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
東京都出身の小手川準(ひとし)君は、競馬とは縁のない環境で育ちましたけど、ミスターシービーが三冠を勝った1983年頃に競馬を見始めていて、その頃の彼は、GIをいくつも勝つような強い馬よりも、1985年のダービーと菊花賞で2着だったスダホークのような馬が好きだったそうです。
駒場東邦高校から一橋大学の社会学部に進んだ小手川君は、大学に通っている時、アルバイトで夕刊紙の競馬記者をやったことがきっかけで、「この世界で働きたい」と思うようになって、結局、大学を中退して、しばらく牧場で働いた後、27歳だった1998年の1月に、競馬学校の厩務員課程に入りました。
その年の7月に、諏訪富三厩舎の厩務員になった彼は、10月に浅野洋一郎厩舎に移って、ここで調教助手と調教厩務員をやって、2001年の1月に小桧山悟厩舎の調教厩務員になって、2011年の3月からここの調教助手をやっていたんですよ。
30代の間は持ち乗りの仕事に夢中だったそうですが、40歳を過ぎたくらいで、師匠の小桧山君から勧められたのがきっかけで、前から憧れていた調教師を目指すことにしたそうです。
そして2018年の12月、5回目の挑戦で調教師の試験に合格した小手川君は、技術調教師として、栗東の武幸四郎厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなどを教わって、2020年の3月に自分の厩舎を開業しました。
同じ2020年の3月に開業した同期には、新谷功一君と宮田敬介君と吉岡辰弥君の3人がいます。
ちなみに、厩舎を開業した時には、「ゼンノ」の冠名でお馴染みの大迫久美子オーナーや、「テソーロ」の冠名でお馴染みの了徳寺健二オーナーなど、多くの馬主さん達から、お祝いの胡蝶蘭が届いていましたよ。
開業した年の小手川君は、年末までに6勝を上げて、稼いだ賞金は「1億3676万円」と、1年目としてはまずまずの成績を残していましたし、2年目だった2021年は、「13勝・獲得賞金2億6586万円」と、一気に成績を伸ばしていました。
ただ、その後は、ウィルソンテソーロで一昨年のJBCクラシックを勝つなど、順調に実績を積み重ねているんですけど、JRAでは、
2022年→9勝・獲得賞金2億3659万円
2023年→8勝・獲得賞金2億1287万円
2024年→5勝・獲得賞金1億7351万円
2025年→9勝・獲得賞金1億8748万円
という形で、2021年の成績を下回っていましたから、今年を迎えるにあたって、小手川君は、巻き返しに燃えていたのでしょうね。
実際、今年は、先週までに8勝を上げて、稼いだ賞金が「1億1146万円」と、もう去年の6割くらいになっていますから、今の小手川君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の平安Sにメリークリスマス、1着賞金が1580万円の大日岳特別にハニーローリエなど、3頭を特別レースに登録していますので、「どれも勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せません。
それに、小手川君の厩舎は、さっき書いた通り、地方交流のG1は勝っていますけど、まだJRAの重賞を勝てていませんので、平安Sのメリークリスマスには、「この馬でJRAでは初めての重賞勝ちを」という思いも込められていると私は見ています。
