「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/06/16
2014年に「野球殿堂入り」を果たしております
佐々木主浩(かづひろ)氏

本業: 野球解説者

今週の主な登録馬:
シヴァース(しらさぎS)
エヴァンスウィート(STV杯)

担当者:馬主情報部 馬主M

佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、誰でもよく知っているようなことですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。

佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、

「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏
「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー氏
プロゴルファーの青木功氏
演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏

など、総勢800名近くが出席しておりました。

そして、現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めております。

なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナー(故人)から、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。

JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を12勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで「初の海外G1勝ち」を飾っております。

2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、翌年以降は、

2018年→2勝・獲得賞金2億5822万円
2019年→3勝・獲得賞金5303万円
2020年→4勝・獲得賞金1億5377万円
2021年→2勝・獲得賞金2359万円
2022年→3勝・獲得賞金6047万円
2023年→4勝・獲得賞金1億5235万円
2024年→6勝・獲得賞金7708万円

という形で成績が伸び悩んでおり、今年も状況が好転した訳ではなく、先週までが「1勝・獲得賞金1872万円」という成績に留まっております。

当然、現在の佐々木オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と強く願っているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のしらさぎSにシヴァース、1着賞金1550万円(同1240万円)のSTV杯にエヴァンスウィートを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、両馬を預けている友道先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/06/16
「株式会社伊藤園」などが主な取引先です
前田晋二氏

本業: 都市クリエイト株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
キープカルム(しらさぎS)

担当者:馬主情報部 馬主B

前田晋二オーナーは、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長を務めております。

2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けたそうです。

1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在は、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名近くの従業員を擁する大企業となっており、2024年3月期の売上高は「100億円」でした。

現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社が名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。

また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。

JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、

2002年の皐月賞を制したノーリーズン

2013年のダービーなどを制したキズナ

2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレント

2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲット

2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープ

2020年の牡馬三冠などを制したコントレイル

といった名前が挙げられるでしょう。

2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。

その後、2019年までは、

2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円

という形で伸び悩んでいたものの、2020年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、2021年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。

しかし、その後の3年間は、

2022年→9勝・獲得賞金3億0890万円
2023年→9勝・獲得賞金3億0671万円
2024年→18勝・獲得賞金3億9932万円

という形で、物足りない数字が続いておりました。

そして、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに6勝しか上げられていないことなどから、獲得賞金が「1億3013万円」と、昨年の同時期(6月16日【日】まで)の「2億3171万円」を大きく下回っておりますので、現在の晋二オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のしらさぎSにキープカルムを登録しておりますので、私が晋二オーナーであれば、同馬を預けている中竹先生に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2025/06/16
「完全に射程圏内」と言えますので
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
シングザットソング(府中牝馬S)
アクートゥス(多摩川S)
ピックアチェリー(多摩川S)
ウィップスティッチ(甲州街道特別)
ピックアップライン(甲州街道特別)
テラメリタ(相模湖特別・舞子特別)
オンザスクエア(遊楽部特別)
ハーエクセレンシー(遊楽部特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」(本部所在地:東京都港区六本木5-17-9)は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。

1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、

1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
2014年の皐月賞などを制したイスラボニータ

といった名前が挙げられるでしょう。

この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しておりました。

2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、それから昨年までは、

2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
2023年→102勝・獲得賞金34億3845万円(同3位)
2024年→95勝・獲得賞金21億9388万円(同4位)

と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、「1位か2位が定位置」であった2013年までと異なり、「3位か4位」という状況が続いており、獲得賞金も、一昨年にキャリアハイを記録していたものの、昨年は大きく下回ってしまいました。

もちろん、今年を迎えるにあたって、「社台レースホース」の関係者全員が巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、先週までの「馬主リーディング」が、

1位:サンデーレーシング→50勝・獲得賞金19億7621万円
2位:キャロットファーム→58勝・獲得賞金13億3352万円
3位:社台レースホース→45勝・獲得賞金13億1819万円

と記せば分かる通り、「2位のキャロットファームと僅か1533万円差の3位」となっており、「完全に射程圏内」と言えますので、現在はクラブの関係者全員が、「キャロットファームを超えたい」と強く願っていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の府中牝馬Sにシングザットソングなど、賞金の高い特別レースに8頭を登録しておりますので、クラブの関係者達は、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している筈です。

2025/06/16
2019年のダービーを制していますわね
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
デビットバローズ(しらさぎS)

担当者:馬主情報部 馬主H

猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構えて、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわ。

1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げて、その後は、

1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転

といった形で順調に規模を拡大していましたの。

また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、昨年までは、

2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
2023年→懸賞麻雀にポイ活を組み合わせた「ポイ活&懸賞麻雀」
2024年→歩くことでゲーム内のキャラを育成し、そのポイントで懸賞に応募できる「えみぅ・歩いて育ててポイ活アプリ」

など、次々に新サービスを提供していましたわ。

そして、今年も、

「ポイ活&懸賞バブルパズル」→1月から提供
「ポイすら・歩いて育ててポイ活アプリ」→1月から提供

といった形で事業を展開していますので、このように、ユーザーのニーズに合わせて臨機応変にビジネスを展開している猪熊オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。

馬主としての猪熊オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2003年で、それから今までに250頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。

2017年の猪熊オーナーは、過去最高の30勝を上げて、「4億7836万円」の賞金を獲得していましたし、2019年は、10勝に留まってしまいましたけど、先述した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、「4億8361万円」の賞金を獲得していましたの。

2020年は、14勝を上げたものの、獲得賞金は「1億9984万円」と、前年の半分以下に留まってしまいましたけど、その後の3年間は、

2021年→24勝・獲得賞金3億9353万円
2022年→22勝・獲得賞金4億5770万円
2023年→21勝・獲得賞金5億8187万円

という形で巻き返しに成功していて、特に一昨年は、重賞を3勝したこともあり、獲得賞金がキャリアハイの数字になっていましたわ。

ただ、昨年は、地方に於いて、アラジンバローズでサマーチャンピオン、ウィリアムバローズで日本テレビ盃を制し、この2レースで「7000万円」の賞金を獲得していて、JRAでは、ウィリアムバローズで東海Sを制しましたけど、年末までに16勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「4億9833万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。

そして、今年も状況が改善した訳ではなくて、先週までに8勝を上げていますけど、ファルコンSを制したヤンキーバローズ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「2億0790万円」と、昨年の同時期(6月16日【日】まで)の「2億3639万円」を下回っていますから、現在の猪熊オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億4300万円で落札

■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を7810万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
1頭を330万円で落札

■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を748万円で落札

と、計9頭を総額2億3188万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。

当然、猪熊オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈ですわね。

そういった中、今週は、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のしらさぎSにデビットバローズを登録していますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている上村先生に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。