「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/06/02
ベトナムに小学校を設立しております
原村正紀氏

本業: エコロ・インターナショナル 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エコロヴァルツ(安田記念)
エコロアレス(麦秋S)

担当者:馬主情報部 馬主M

原村正紀オーナーの本業は、栃木県の真岡市に本社を構え、防腐剤や合成着色料などを全く使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「株式会社エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。

2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。

また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。

その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「大いに尊敬すべき経営者」と認識されている筈です。

馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、「東京馬主協会」の理事を務めております。

初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、昨年までの7年間は、

2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円
2023年→16勝・獲得賞金2億7273万円
2024年→16勝・獲得賞金4億4052万円

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっており、一昨年は、エコロデュエルで京都ジャンプSを制し、「初の重賞勝ち」を飾っていた上、昨年は、エコロブルームでニュージーランドTを制するなど、獲得賞金がキャリアハイの数字となっておりました。

そして、今年も好調が続いており、エコロデュエルで中山グランドジャンプを制し、「初のGI勝ち」を飾るなど、先週までに9勝を上げ、獲得賞金が「2億5368万円」と、昨年の同時期(ダービーの週まで)の「1億7949万円」を大きく上回っておりますので、現在の原村オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、原村オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は

■5月10日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を3300万円で落札

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
7頭を3億0360万円で落札

■10月22日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
1頭を8800万円で落札

と、計9頭を総額4億2460万円で落札しており、今年も、5月26日(月)に行われた「千葉サラブレッドセール」に於いて、2頭を1億3310万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、原村オーナーは、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にエコロヴァルツ、1着賞金1840万円(同1472万円)の麦秋Sにエコロアレスを登録しておりますので、私が原村オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2025/06/02
2022年には9億円以上の賞金を獲得しておりましたが…
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインマーベル(安田記念)
ウインドラート(稲城特別)
ウインバリオス(城崎特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

2011年の12月から、「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋)の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。

なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」の生産馬が中心となっております。

同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、

2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー

2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス

2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ

2004年の京王杯SCを制したウインラディウス

2014年の日経賞を制したウインバリアシオン

2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライト

2022年の香港ヴァーズを制したウインマリリン

といった名前が挙げられるでしょう。

2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、それから2021年までは、数字が伸び悩んでしまったものの、2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、重賞3勝を含む31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。

ただ、昨年までの2年間は、

2023年→26勝・獲得賞金7億7479万円
2024年→24勝・獲得賞金7億3665万円

という形で、「右肩下がり」の成績となっており、更に、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに11勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2億1945万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりませんので、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

そういった中、「ウイン」は、今週、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にウインマーベルなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と考えておくべきです。

2025/06/02
北海道で複数の旅館やホテルを経営しておりました
河内孝夫氏

本業: 株式会社湯の川プリンスホテル 元代表取締役社長

今週の主な登録馬:
クロジシジョー(水無月S)

担当者:馬主情報部 馬主S

河内孝夫オーナーは、「株式会社湯の川プリンスホテル」の代表取締役社長を、2016年の2月まで務めておりました。

現在は、ご子息の昌貴氏が同社の代表取締役社長を務めております。

函館競馬場近くの海岸沿いにあり、350年以上の歴史を誇る「湯の川温泉」は、北海道を代表する温泉地として広く知られており、同社が経営している「湯の川プリンスホテル渚亭」は、津軽海峡を一望できる最高のロケーションに立つホテルです。

この「湯の川プリンスホテル渚亭」は、客室が185室もあり、その内、温泉露天風呂付きの部屋は、「日本最多の115室」を誇っており、タクシーであれば、「函館空港」から5分、「JR函館駅」から15分というアクセスの良さも、人気を集めている要因の一つなのでしょう。

また、「株式会社湯の川プリンスホテル」は、この「渚亭」に加えて、人気のリゾート地・ニセコにある「湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭」も経営しており、私が聞いた話によれば、これらはいずれも利用者の評判が非常に良いそうですから、長年に渡り、同社の代表取締役社長を務めていた河内オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられている筈です。

JRA馬主としての河内オーナーは、既にキャリアが50年を超えている大ベテランであり、「函館馬主協会」の会長を務めていた時期もあります。

オーナーは、これまでに200頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2006年のエプソムCや新潟記念などを制し、「1億8041万円」の賞金を獲得したトップガンジョーが挙げられるでしょう。

2005年の河内オーナーは、同馬の活躍などにより、「9勝・獲得賞金1億7883万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、その後は伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、

2017年→1勝・獲得賞金2505万円
2018年→4勝・獲得賞金4452万円
2019年→3勝・獲得賞金5965万円
2020年→4勝・獲得賞金7997万円
2021年→3勝・獲得賞金3310万円
2022年→8勝・獲得賞金1億3699万円
2023年→1勝・獲得賞金4491万円

と記せば分かる通り、2022年以外は物足りない数字に留まっておりましたので、昨年の河内オーナーは、巻き返しに燃えていた筈です。

実際、昨年は、地方に於いて、テンカジョウで交流重賞のマリーンCを制し、「3000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、7勝を上げ、獲得賞金が「1億2894万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。

ただ、今年は、地方に於いて、テンカジョウで交流重賞の兵庫女王盃とエンプレス杯を制し、この2レースで「7000万円」の賞金を獲得しているものの、JRAでは、先週までに平場の1勝しか上げられていないことなどから、獲得賞金が「1656万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在の河内オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)の水無月Sにクロジシジョーを登録しておりますので、私が河内オーナーあれば、同馬を預けている岡田先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/06/02
「東京都西部を代表する優良企業」と言えるでしょう
株式会社さくらコマース

本業: パチンコホールの経営など

今週の主な登録馬:
サクラトゥジュール(安田記念)

担当者:馬主情報部 馬主N

東京競馬場がある府中市に本社を構えている「さくらコマース」は、1951年に創業されたパチンコ店・「さくら遊技場」が起源となっており、現在は、「スパークル」という名称のパチンコホールを、府中市内に4店舗、江東区の亀戸に1店舗という規模で展開しております。

更に同社は、弁当・惣菜販売の「E-KITCHENくるる店」、ITエンジニアの人材派遣を手掛ける「エム・ティ・ワン」なども運営しており、現在は、私が確認したところ、200名近い従業員を雇用しており、「2024年3月期」の売上高は「102億円」となっておりますので、地域の発展に大きく貢献している筈です。

また、同社の傘下には、「焼肉のたれ・ジャン」などで有名な食品メーカー「モランボン株式会社」、ビル管理や清掃業務、システム開発などを手掛けている「株式会社さくらトータルサービス」、自動車保険・火災保険などを取り扱っている「さくら保険サービス株式会社」といった複数の企業が名前を連ねておりますので、「さくらコマース」は、「東京都西部を代表する優良企業」と言えるでしょう。

馬主としての「さくらコマース」は、70年近くも前から馬を走らせており、過去の代表的な存在としては

1978年のダービーを制したサクラショウリ

1986年の天皇賞・秋を制したサクラユタカオー

1987年の皐月賞と菊花賞を制したサクラスターオー

1988年のダービーを制したサクラチヨノオー

1993年と1994年のスプリンターズSを制したサクラバクシンオー

1996年の天皇賞・春と有馬記念を制したサクラローレル

などが挙げられます。

2015年の「さくらコマース」は、サクラゴスペルでオーシャンSと京王杯SCを制し、スプリンターズSで2着に入線したことなどにより、「11勝・獲得賞金3億5261万円」という成績を残しておりました。

ただ、その後は、

2016年→10勝・獲得賞金1億2804万円
2017年→4勝・獲得賞金1億5682万円
2018年→5勝・獲得賞金1億2754万円
2019年→4勝・獲得賞金1億1298万円
2020年→7勝・獲得賞金1億2359万円
2021年→3勝・獲得賞金5982万円
2022年→1勝・獲得賞金7145万円
2023年→1勝・獲得賞金5403万円
2024年→2勝・獲得賞金6548万円

という形で数字が低迷していたことから、今年を迎えるにあたっては、「さくらコマース」の関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈であり、実際、今年は、サクラトゥジュールで京都金杯を制するなど、先週までの獲賞金が「5501万円」と、早くも昨年の8割以上となっております。

当然、現在は同社の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にサクラトゥジュールを登録しており、ここを勝てば、「サクラローレルで制した1996年の有馬記念以来となるGI制覇」となることも踏まえて、「完全に勝負懸かり」と私は見ております。