注目馬主
2025/05/26
昨年はキャリアハイとなる「41億6967万円」の賞金を…
サンデーレーシング
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
カラマティアノス(ダービー)
クロワデュノール(ダービー)
ファイアンクランツ(ダービー)
ミュージアムマイル(ダービー)
テウメッサ(むらさき賞)
キャプテンシー(渡月橋S)
メイデンタワー(富嶽賞)
ローレルキャニオン(青嵐賞)
担当者:馬主情報部 馬主T
2007年から「サンデーレーシング」(所在地:東京都港区六本木5-18-15)の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」(所在地:北海道勇払郡安平町早来源武275)の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
2024年→獲得賞金41億6967万円(121勝・重賞13勝)
という好成績を記録し、8年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、チェルヴィニアでオークスと秋華賞を制するなど、GIを6勝し、キャリアハイの獲得賞金となっております。
そして、今年も好調が続いており、皐月賞でミュージアムマイルとクロワデュノールがワンツーフィニッシュを決め、アスコリピチェーノでヴィクトリアマイルを制するなど、先週までに重賞の4勝を含む43勝を上げ、「15億3795万円」の賞金を獲得し、昨年までと同じく「馬主リーディング1位」となっておりますので、当然、現在は「サンデーレーシング」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のダービーにカラマティアノスとクロワデュノールとミュージアムマイルとファイアンクランツを登録するなど、計8頭を特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
カラマティアノス(ダービー)
クロワデュノール(ダービー)
ファイアンクランツ(ダービー)
ミュージアムマイル(ダービー)
テウメッサ(むらさき賞)
キャプテンシー(渡月橋S)
メイデンタワー(富嶽賞)
ローレルキャニオン(青嵐賞)
担当者:馬主情報部 馬主T
2007年から「サンデーレーシング」(所在地:東京都港区六本木5-18-15)の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」(所在地:北海道勇払郡安平町早来源武275)の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
2024年→獲得賞金41億6967万円(121勝・重賞13勝)
という好成績を記録し、8年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、チェルヴィニアでオークスと秋華賞を制するなど、GIを6勝し、キャリアハイの獲得賞金となっております。
そして、今年も好調が続いており、皐月賞でミュージアムマイルとクロワデュノールがワンツーフィニッシュを決め、アスコリピチェーノでヴィクトリアマイルを制するなど、先週までに重賞の4勝を含む43勝を上げ、「15億3795万円」の賞金を獲得し、昨年までと同じく「馬主リーディング1位」となっておりますので、当然、現在は「サンデーレーシング」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のダービーにカラマティアノスとクロワデュノールとミュージアムマイルとファイアンクランツを登録するなど、計8頭を特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。
2025/05/26
鹿児島市内に複数の営業拠点を有しております
山元哲二氏
本業: 山元建設興業株式会社・株式会社山元交通 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ダンツエラン(葵S)
担当者:馬主情報部 馬主N
山元哲二オーナーの本業は、JR指宿枕崎線と鹿児島市電の「南鹿児島駅」のすぐ近くにある「山元ビル」を拠点として、名前の通り、主に建設関連の業務を手掛けている「山元建設興業株式会社」と、主にタクシーによる観光案内を手掛けている「株式会社山元交通」の代表取締役社長です。
この2社の内、「山元交通」は、本社ビルを含めて、鹿児島市内に7ヶ所の営業拠点を持ち、観光客や地元の方々の足として、非常に重宝されているそうであり、尚且つ、鹿児島を代表する観光スポットの「桜島」や、温泉地として有名な「指宿(いぶすき)市」や「霧島市」といった、近隣のタクシー観光サービスも提供しておりますので、「地域に欠かせない存在」と言えるでしょう。
そして馬主としての山元オーナーは、キャリアが40年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに450頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、1995年の宝塚記念を制したダンツシアトルや、1998年のシンザン記念とチューリップ賞を制したダンツシリウスや、2002年の宝塚記念を制したダンツフレームや、2004年のアメリカJCCを制したダンツジャッジや、2005年の青葉賞を制したダンツキッチョウや、2008年のアーリントンCを制したダンツキッスイなどが挙げられます。
2015年の山元オーナーは、ダンツミュータントを出走させた京都ジャンプSで、7年振りとなる重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億0337万円」という成績を残しており、2016年は、ダンツプリウスでニュージーランドTを制するなど、「10勝・獲得賞金2億2156万円」という成績を残しておりました。
また、2017年から一昨年までは、
2017年→10勝・獲得賞金1億4121万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6333万円
2019年→8勝・獲得賞金1億0373万円
2020年→9勝・獲得賞金1億4513万円
2021年→3勝・獲得賞金1億2612万円
2022年→2勝・獲得賞金6160万円
2023年→4勝・獲得賞金7911万円
という形で成績が低迷しておりましたが、昨年は、ダンツエランを出走させたファンタジーSを制し、7年半振りの重賞勝ちを飾るなど、6勝を上げ、獲得賞金が「1億1074万円」と、過去2年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ、今年は、先週までの戦績が「22戦0勝」となっておりますので、現在の山元オーナーは、「早急に今年の初勝利を上げ、昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、山元オーナーは、これまで毎年のように多くの「競走馬セール」に参加しており、昨年は、
■7月22日(火)~23日(水)の「HBAセレクションセール」
3頭を8470万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を1650万円で落札
と、計4頭を総額1億0120万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、山元オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の葵Sにダンツエランを登録しておりますので、山元オーナーが、同馬を預けている本田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
本業: 山元建設興業株式会社・株式会社山元交通 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ダンツエラン(葵S)
担当者:馬主情報部 馬主N
山元哲二オーナーの本業は、JR指宿枕崎線と鹿児島市電の「南鹿児島駅」のすぐ近くにある「山元ビル」を拠点として、名前の通り、主に建設関連の業務を手掛けている「山元建設興業株式会社」と、主にタクシーによる観光案内を手掛けている「株式会社山元交通」の代表取締役社長です。
この2社の内、「山元交通」は、本社ビルを含めて、鹿児島市内に7ヶ所の営業拠点を持ち、観光客や地元の方々の足として、非常に重宝されているそうであり、尚且つ、鹿児島を代表する観光スポットの「桜島」や、温泉地として有名な「指宿(いぶすき)市」や「霧島市」といった、近隣のタクシー観光サービスも提供しておりますので、「地域に欠かせない存在」と言えるでしょう。
そして馬主としての山元オーナーは、キャリアが40年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに450頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、1995年の宝塚記念を制したダンツシアトルや、1998年のシンザン記念とチューリップ賞を制したダンツシリウスや、2002年の宝塚記念を制したダンツフレームや、2004年のアメリカJCCを制したダンツジャッジや、2005年の青葉賞を制したダンツキッチョウや、2008年のアーリントンCを制したダンツキッスイなどが挙げられます。
2015年の山元オーナーは、ダンツミュータントを出走させた京都ジャンプSで、7年振りとなる重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億0337万円」という成績を残しており、2016年は、ダンツプリウスでニュージーランドTを制するなど、「10勝・獲得賞金2億2156万円」という成績を残しておりました。
また、2017年から一昨年までは、
2017年→10勝・獲得賞金1億4121万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6333万円
2019年→8勝・獲得賞金1億0373万円
2020年→9勝・獲得賞金1億4513万円
2021年→3勝・獲得賞金1億2612万円
2022年→2勝・獲得賞金6160万円
2023年→4勝・獲得賞金7911万円
という形で成績が低迷しておりましたが、昨年は、ダンツエランを出走させたファンタジーSを制し、7年半振りの重賞勝ちを飾るなど、6勝を上げ、獲得賞金が「1億1074万円」と、過去2年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ、今年は、先週までの戦績が「22戦0勝」となっておりますので、現在の山元オーナーは、「早急に今年の初勝利を上げ、昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、山元オーナーは、これまで毎年のように多くの「競走馬セール」に参加しており、昨年は、
■7月22日(火)~23日(水)の「HBAセレクションセール」
3頭を8470万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を1650万円で落札
と、計4頭を総額1億0120万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、山元オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の葵Sにダンツエランを登録しておりますので、山元オーナーが、同馬を預けている本田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
2025/05/26
昨年は「約78億6290万円」を投じておりました
ゴドルフィン
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
アブキールベイ(葵S)
ソーダーンライト(葵S)
ラケマーダ(安土城S)
ウェイワードアクト(アハルテケS)
コンバスチョン(アハルテケS)
センツブラッド(白百合S)
ユハンヌス(渡月橋S)
ソーニーイシュー(桃山S・薫風S)
ダブルジョーク(桃山S)
スピリットワールド(富嶽賞)
ミッドナイトラスタ(富嶽賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名であり、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本に於ける生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模を順調に拡大しており、現在では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有しております。
また、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表であり、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役に就任させておりました。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせております。
最初の年は、出走頭数が少なかったこともあり、3勝に留まっておりましたが、翌年からは、順調に数字を伸ばしており、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円(馬主リーディング6位)
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円(同5位)
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円(同5位)
という右肩上がりの成績を残し、特に2019年は、初の「100勝超え」を達成し、賞金も20億円の大台に乗せておりました。
ただ、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円(馬主リーディング5位)
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円(同6位)
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円(同6位)
という形で成績が「右肩下がり」となっており、更に一昨年は、77勝を上げたものの、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「15億7654万円」と、やはり2019年を大きく下回ってしまいました。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制し、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、74勝を上げたものの、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回っております。
更に、今年も状況が改善した訳ではなく、先週までに22勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「4億8074万円」と、まだ昨年の3割ほどに留まっておりますので、当然、現在のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、モハメド殿下は、所有頭数と生産頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、
■4月16日(火)~17日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
407万8525ドルを投じて4頭を落札
■5月11日(土)の「アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール」(フランス)
247万7404ドルを投じて1頭を落札
■10月1日(火)~2日(水)「ゴフス・アイルランド・オービー・セール・ブック1」(アイルランド)
570万4475ドルを投じて7頭を落札
■10月8日(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック1」(イギリス)
2961万0056ドルを投じて18頭を落札
■10月14日(月)~16日(水)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック2」(イギリス)
478万7093ドルを投じて6頭を落札
など、計47頭を落札し、日本円に換算すれば約78億6290万円の金額を投じており、今年も、私が確認しているだけで、
■4月15日(火)~16日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
283万9064ドルを投じて2頭を落札
■4月24日(木)「ゴフス・ユーケー・ブリーズアップ・セール」(アイルランド)
294万2520ドルを投じて3頭を落札
■5月10日(土)(アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール)(フランス)
399万3346ドルを投じて3頭を落札
と、計8頭を落札し、日本円に換算すれば、約14億6623万円の金額を投じております(落札額は全て米ドル・1ドルを150円で計算)。
当然、現在のモハメド殿下は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
■1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の葵S
アブキールベイ
ソーダーンライト
■1着賞金が2700万円(同2160万円)の安土城S
ラケマーダ
■1着賞金が2200万円(同1760万円)のアハルテケS
ウェイワードアクト
コンバスチョン
など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
アブキールベイ(葵S)
ソーダーンライト(葵S)
ラケマーダ(安土城S)
ウェイワードアクト(アハルテケS)
コンバスチョン(アハルテケS)
センツブラッド(白百合S)
ユハンヌス(渡月橋S)
ソーニーイシュー(桃山S・薫風S)
ダブルジョーク(桃山S)
スピリットワールド(富嶽賞)
ミッドナイトラスタ(富嶽賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名であり、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本に於ける生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模を順調に拡大しており、現在では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有しております。
また、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表であり、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役に就任させておりました。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせております。
最初の年は、出走頭数が少なかったこともあり、3勝に留まっておりましたが、翌年からは、順調に数字を伸ばしており、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円(馬主リーディング6位)
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円(同5位)
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円(同5位)
という右肩上がりの成績を残し、特に2019年は、初の「100勝超え」を達成し、賞金も20億円の大台に乗せておりました。
ただ、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円(馬主リーディング5位)
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円(同6位)
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円(同6位)
という形で成績が「右肩下がり」となっており、更に一昨年は、77勝を上げたものの、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「15億7654万円」と、やはり2019年を大きく下回ってしまいました。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制し、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、74勝を上げたものの、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回っております。
更に、今年も状況が改善した訳ではなく、先週までに22勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「4億8074万円」と、まだ昨年の3割ほどに留まっておりますので、当然、現在のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、モハメド殿下は、所有頭数と生産頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、
■4月16日(火)~17日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
407万8525ドルを投じて4頭を落札
■5月11日(土)の「アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール」(フランス)
247万7404ドルを投じて1頭を落札
■10月1日(火)~2日(水)「ゴフス・アイルランド・オービー・セール・ブック1」(アイルランド)
570万4475ドルを投じて7頭を落札
■10月8日(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック1」(イギリス)
2961万0056ドルを投じて18頭を落札
■10月14日(月)~16日(水)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック2」(イギリス)
478万7093ドルを投じて6頭を落札
など、計47頭を落札し、日本円に換算すれば約78億6290万円の金額を投じており、今年も、私が確認しているだけで、
■4月15日(火)~16日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
283万9064ドルを投じて2頭を落札
■4月24日(木)「ゴフス・ユーケー・ブリーズアップ・セール」(アイルランド)
294万2520ドルを投じて3頭を落札
■5月10日(土)(アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール)(フランス)
399万3346ドルを投じて3頭を落札
と、計8頭を落札し、日本円に換算すれば、約14億6623万円の金額を投じております(落札額は全て米ドル・1ドルを150円で計算)。
当然、現在のモハメド殿下は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
■1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の葵S
アブキールベイ
ソーダーンライト
■1着賞金が2700万円(同2160万円)の安土城S
ラケマーダ
■1着賞金が2200万円(同1760万円)のアハルテケS
ウェイワードアクト
コンバスチョン
など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/05/26
「日本馬主協会連合会」の名誉会長です
松本好雄氏
本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
メイショウブレゲ(目黒記念)
メイショウシンタケ(安土城S)
メイショウウネビ(渡月橋S)
メイショウコガシラ(桃山S)
メイショウシナノ(桃山S・薫風S)
メイショウカシワデ(與杼特別)
メイショウソウタ(與杼特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手(現在は調教師)、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、キャリアハイとなる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
そして昨年は、地方で、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回っております。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、地方で、メイショウハリオが川崎記念を制し、1着賞金1億円を獲得しており、JRAでは、先週までに19勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3億9386万円」と、昨年の同時期(オークスの週まで)の「5億0407万円」を大きく下回っておりますので、当然、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月2日(火)の「八戸市場」
1頭を242万円で落札
■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
12頭を2億2495万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
8頭を9064万円で落札
■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」
1頭を682万円で落札
と、計22頭の落札に3億2483万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、松本オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の目黒記念にメイショウブレゲ、1着賞金が2700万円(同2160万円)の安土城Sにメイショウシンタケなど、特別レースに7頭を登録してきましたので、私が松本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
メイショウブレゲ(目黒記念)
メイショウシンタケ(安土城S)
メイショウウネビ(渡月橋S)
メイショウコガシラ(桃山S)
メイショウシナノ(桃山S・薫風S)
メイショウカシワデ(與杼特別)
メイショウソウタ(與杼特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手(現在は調教師)、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、キャリアハイとなる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
そして昨年は、地方で、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回っております。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、地方で、メイショウハリオが川崎記念を制し、1着賞金1億円を獲得しており、JRAでは、先週までに19勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3億9386万円」と、昨年の同時期(オークスの週まで)の「5億0407万円」を大きく下回っておりますので、当然、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月2日(火)の「八戸市場」
1頭を242万円で落札
■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
12頭を2億2495万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
8頭を9064万円で落札
■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」
1頭を682万円で落札
と、計22頭の落札に3億2483万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、松本オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の目黒記念にメイショウブレゲ、1着賞金が2700万円(同2160万円)の安土城Sにメイショウシンタケなど、特別レースに7頭を登録してきましたので、私が松本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。