「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/08/09
傘下には「名探偵コナン」のアニメ制作会社などがあります
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
サトノラファール(阿蘇S)
サトノアーサー(関屋記念)
サトノファビュラス(新発田城特別)
サトノシャローム(柳川特別)

担当者:馬主情報部 馬主O

里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)の本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長です。
なお、同社の代表取締役社長グループCEOは、長男の治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」や、「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」や、宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」などを傘下に収めており、2021年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「2777億4800万円」という数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに300頭以上を所有しており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、その後の4年間は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
という形で伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までに獲得した賞金が「5億6307万円」と、まだ2016年の4割にも達していないため、現在の里見オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を3377万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→13頭を7億8870万円で落札
と、計14頭を総額8億2247万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)の阿蘇S→サトノラファール
1着賞金3900万円(同3120万円)の関屋記念にサトノアーサー
1着賞金1500万円(同1200万円)の新発田城特別にサトノファビュラス
1着賞金1500万円(同1200万円)の柳川特別にサトノシャローム
と、賞金の高い特別レースに4頭を登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2021/08/09
ハーツクライなどが過去の代表的な存在です
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ノーチカルチャート(博多S)
ファルコニア(小倉記念)
アンドラステ(関屋記念)
ベストアクター(関屋記念)
デッドアヘッド(羊蹄山S)
スパイスマジック(浦佐特別)
スパングルドスター(藻岩山特別)
ソーヴァリアント(藻岩山特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つでして、現在、代表を務めている吉田哲哉氏は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられ、2004年には、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの3年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりますので、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、エリザベスタワーでチューリップ賞、ギベオンで金鯱賞、デゼルで阪神牝馬Sを制するなど、先週までに62勝を上げ、獲得賞金は「14億4387万円」と、昨年の同時期(8月9日【日】まで)の「13億1615万円」を上回っており、「馬主リーディング」は「3位」に付けております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の博多S→ノーチカルチャート
1着賞金4100万円(同3280万円)の小倉記念→ファルコニア
1着賞金3900万円(同3120万円)の関屋記念→アンドラステとベストアクター
1着賞金1820万円(同1456万円)の羊蹄山S→デッドアヘッド
など、賞金の高い特別レースに計8頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2021/08/09
取引先には、「バンダイナムコ」や「スクウェア・エニックス」といった名前が…
国本哲秀氏

本業: 株式会社シナテック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ショウナンバルディ(小倉記念)
ショウナンアリアナ(UHB賞)

担当者:馬主情報部 馬主N

国本哲秀オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」と「レゴクリックブリック」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計15店舗を、「レゴクリックブリック」は、「那須店」、「札幌店」、「倉敷店」などの計7店舗をそれぞれ展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役社長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに350頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年の半分にも達しない状況が続いており、今年も先週までが「4勝・獲得賞金1億6203万円」と、昨年のペースを大きく下回っているため、現在の国本オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えている筈です。
また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→3頭を8億0740万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億3860万円で落札
と、計7頭を総額9億4600万円で落札していた上、今年も、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を5060万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→5頭を9億4050万円で落札
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を9020万円で落札
と、計9頭を総額10億8130万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)
当然、現在の国本オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の小倉記念にショウナンバルディ、1着賞金2300万円(同1840万円)のUHB賞にショウナンアリアナを登録しておりますので、私が国本オーナーであれば、前者を預けている松下先生と、後者を預けている高野先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2021/08/09
一昨年は海外での活躍が目立っておりました
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインイクシード(関屋記念)
ウインアイルビータ(稲妻S)
ウインメルシー(三面川特別)
ウインアステロイド(石狩特別)
ウイングリュック(石狩特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのが、先週の金曜日、3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏であるのは、皆様もよくご存知の筈です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」の生産馬が中心となっております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、一昨年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しておりました。
その後は成績が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2015年→37勝・獲得賞金6億9027万円
2016年→29勝・獲得賞金5億9246万円
2017年→38勝・獲得賞金8億2693万円
2018年→31勝・獲得賞金6億7797万円
2019年→26勝・獲得賞金5億7149万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっておりましたが、昨年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、2003年に次ぐ「8億5482万円」の賞金を獲得しております。
ただ、今年は、ウインマリリンで日経賞、ウインキートスで目黒記念を制しているものの、先週までの成績が「19勝・獲得賞金4億8000万円」と、昨年の同時期(8月9日【日】まで)の「28勝・獲得賞金6億1273万円」を大きく下回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、「ウイン」は、「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、7月1日(木)に「第1次募集」として計24頭のラインナップを発表し、8月3日(火)から出資の受け付けを開始しております。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、初期段階の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもないでしょう。
そういった中、「ウイン」は、今週、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の関屋記念→ウインイクシード
1着賞金1820万円(同1456万円)の稲妻S→ウインアイルビータ
1着賞金1500万円(同1200万円)の三面川特別→ウインメルシー
1着賞金1060万円(同848万円)の石狩特別→ウインアステロイドとウイングリュック
と、賞金の高い特別レースに5頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。